アスタキサンチン配合の化粧品は優れた抗酸化力!
抗酸化成分であるアスタキサンチンについて詳しく書いていきます。
コラーゲンの分子同士が橋をかけあうように結びついて
繊維をはりめぐらせている状態をコラーゲン架橋(架橋)と言います。
コラーゲンが紫外線ダメージや加齢などで劣化すると
この橋のようなネットワークが崩れ、
老化架橋と呼ばれるものに変性してしまいます。
老化架橋が増えた肌はゴワゴワと厚く固くなります。
(弾力がなくなり切れたりする)
こうなると重力を受けた時に皮膚の重みを支えきれなくなり、
深いシワの原因となるのです。
古くなったベッドのマットレスのスプリングが痛んで、
寝ると体が沈み込む様子を想像するとわかりやすいかも。
(スプリング=コラーゲン)
老化架橋の原因
コラーゲンが劣化する大きな原因は
加齢と紫外線によるダメージです。
(加齢:紫外線=2:8と言われています)
紫外線あらためて怖いですね(*_*;
⇒光老化について詳しくまとめた記事です。
紫外線が活性酸素を発生させる
紫外線を浴びると活性酸素が発生し、
コラーゲンを痛めつけたりコラーゲンの量を減らしたりします。
活性酸素には
スーパーオキシドアニオンラジカル、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素など
いろいろな種類があります。
紫外線によって発生する活性酸素が「一重項酸素」です。
皮膚がんの原因になったりする非常に毒性の強い活性酸素です。
アスタキサンチンが一重項酸素に絶大な抗酸化パワーを発揮する
一重項酸素に対して絶大な抗酸化パワーを発揮するのがアスタキサンチンです。
アスタキサンチン
自然界に広く分布しているカロテノイド(天然の赤い色素)で、
サケ、エビ、カニ、オキアミ(小さいエビみたいなプランクトン)などの
海洋動物に含まれています。
化粧品に配合される成分としては↑上記の動物性のものもありますが、
最近はヘマトコッカスという藻の培養による生産も行われています。
ヘマトコッカスプルビアリス油などの名前で表記されていたりします。
ヘマトコッカス藻はオキアミの餌になり、
そのオキアミをエビやカニが食べます。(食物連鎖)
その抗酸化作用はビタミンEやβ‐カロチンよりも強いといわれています。
抗酸化以外にも、
肌荒れ防止や
シミ防止(美白)
くすみ防止
などの目的に適しています。
アスタキサンチン配合の化粧品といえばコレですよね。
実際に使ってみた効果&口コミ記事なので興味があったら読んでください。

毛穴、インナードライに悩む混合ゆらぎ肌30代。美容の専門家の方のセミナーやイベントなどにも積極的に参加して情報発信しています。